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大好きなオリーブオイル♪

オープン前のレセプションまで
あと1週間!!!


焦っております。


「焦る事ない。
 オープンの時に100%じゃなくてもいいんだから」

という方がいます。


中には

「オープンした日は醤油と塩しかなくて、
 味噌味は3日後に出来たわ」

というラーメン屋さんもいます。


正直、
「あ、それでいいんだな」と
安堵した気持ちになったのは否めないですが(笑)




そんな中でも
あれこれ決まっていく事は
嬉しい事ばかりです♪





2007年の2月に、
シェフと新婚旅行に行きました。

行き先はシチリア島。


シェフが前々からお世話になっていた
チーズマーケットの山本ご夫妻の仕入れの旅に
同行させて頂く形でした。





新婚ほやほやの私は

「新婚旅行はイタリアで~。
 ローマでジェラート食べて~。
 トリノとミラノで買い物して~。
 ナポリで青の洞窟でしょ」
みたいな妄想を抱いていて、

最初、お話を頂いた時は

「シチリアって何っ??
 色んなところに行けないなんて嫌っ!!」

って、涙ながらに反発したっけ・・・(遠い目)





でも実際にレンタカーを借りてカターニャに降り立ち、
着いた次の日にメルカート(市場)であれこれ見ている時には
もうシチリアの虜になっておりました。

DSCN1411.jpg


お肉屋さんに、八百屋さん、
トマトを10代の男の子が器用に売りさばき、
ワインが1・5ℓのペットボトルに入っていて、
とっても美味しいアンチョビを売り歩くおじさんがいる。

RIMG0060.jpg


最高でした。

しかも当時、サッカーのセリエA「カターニャ」に所属している
森本選手が活躍していて、
メルカートを日本人が歩くと、
どこからともなく
「モーリモート!!」という掛け声がかかる。

親しみやすいけどちょっとシャイな感じが
とっても北海道人に近いシチリアの人たち。

いっぺんにシチリアが好きになりました。





2日目に行ったのが
「キアラモンテ・グルフィ」
という場所。


そこには200年以上もの間、
オリーブオイルを作り続けている家がありました。

RIMG0095.jpg


ロレンツォさんのお宅です。

ロレンツォさんは
ピアノグリッロという名前の
美味しいオリーブオイルを作っています。



RIMG0096.jpg



※ピアノグリッロ
→カルチョフィーと青いトマトの香りがし、
 苦み、カルチョーフィーとトマトのような後味が残る
(by シチリア美食の王国へ


オリーブの木も見せて頂き、
昔、こういう機械で作っていたんだよ、という
オリーブオイルを作るための機械も
見せて下さいました。




しかも、その夜はロレンツォさんのお宅に一泊!!



まるでホテルのようなしつらえに、
異国の夢のような夜を過ごしました。




RIMG0202.jpg

(ピアノグリッロのオイルを作っているロレンツォさんと私たち)




とってもお世話になって、
しかも心から美味しいロレンツォさんのオイル、
独立したらお店で使えたらいいな・・・
と、その時からシェフは言っていたのですが、





そのオイル・・・・







お店で使える事になりました~!!!





チーズマーケットの山本ご夫妻、
本当にありがとうございました!!


遠く離れた地でも、
作り手の顔が見える、というのは
とっても心強く、
某イタリア展でも、このピアノグリッロのオイルを目にしては
「ロレンツォさんはお元気だろうか?」と
思いを巡らせていました。


このロレンツォさんのオリーブオイル
「ピアノグリッロ」は、
オイルの味を楽しんで頂ける料理に使う予定です。


シチリアで大切に育てられたオリーブから作られた
最上級のオリーブオイルの味を
是非味わってみて下さい!!



(自分が本当に楽しみ^m^)





※追伸

ロレンツォさんに連れて行って頂いた
美味しい豚肉料理のお店
「リストランテ・マヨーレ」


RIMG0186.jpg


豚肉のパテや腸詰など、
食べきれない程に御馳走になったのですが、
そこで印象に残ったワインがこちら。


RIMG0170.jpg


ロレンツォさんのオイルが作られている
キアラモンテ・グルフィのワイナリーのワインです。



美味し過ぎて、頭の上に「ピコン」と小玉が着きましたww


グルフィのワインも
「abbraccio」で味わう事ができます。




同じ土地で作られている
オイルとワイン
相性が悪い訳がない!!!ですよね(^^ゞ




オープン準備で忙しいですが、
ずっと使いたかった美味しいオリーブオイルと、
ずっと美味しくて記憶に残っていた
美味しいワインを提供できる幸せ。

これをひしひしと感じております。



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Author:abbraccio
札幌市中央区南1条西7丁目
スカイビル1F
イタリア料理店
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電話/FAX:011-596-7210

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11:30~14:30(LO14:00)
(Lunch time)
17:30~22:30(LO21:30)
(Dinner time)

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